ムーミン:謎の「クリスマスがやってくる」回
アリサとクラリッサが前回に続いて再び登場。唐突に「クリスマス」というワードが出てくる。スナフキンがムーミン谷を立ち去る。
今回、スナフキンは魔女クラリッサを前にしても相変わらず動じない。ムーミンパパもたいして動じていない。ムーミンパパにいたっては、伝承上に登場する魔女との初対面でワクワクしている節も見受けられる。スナフキン「ムーミンパパにこんな脅しが通用すると思っているのかい?」といういきなりのフリにも、全然動じないムーミンパパ。ムーミンパパはそのフリに完全同意らしい。ムーミンパパとスナフキンの両者に共通しているのは「正義」。自分たちは「正義」の行いをしているのだから、卑屈になることはない。おびえることはない。堂々としていればいい。おそらく、これが二人の根底に共通して位置しているので、友情にも似た理解が生まれているのだ思う。
アリサはクラリッサにつれられて帰ってしまうのだが、そんなに悪い描き方ではなかった。