いわゆるサブカルによる本の系図

「かなりの読書家である」というプロフィールに書かれている人がいる。役者、芸能人。愛読書とかを見てみると、けっこう自分が知らない本が書かれてあって参考になる。本読む上で、まず大切というか困難なのは読むべき本の存在を知ることだからだ。そのように知った本にはなんとなく特徴があることがわかった、気づいた。
芸能人の「好きな本」に書かれている本の中には、あまりにも自分が知らない本というか、自分的にはどうやってその本を知ったのか！？　と感嘆するような本がけっこう目立つ。そして、気づいたというか思い当たったのはその手の本はいわゆるサブカルの方々の間で流布している本だということ。その手の人たちには常識であって、なかなか名前が知られている本なのだと思う。そして、自分はいわゆるサブカル本の類には興味が無く、そのサブカル界での常識事項とかもあんまり知らない。そこでやっと結論が出る。芸能人のみなさんが読む本はサブカル界経由、一方自分はサブカル界を知らない。通りで上記のようなコトが多いわけだ。
こんなことで思うのは自分が本の存在を知るきっかけのバリエーションのことだ。