WonderBoy's blog

[shift + 改行]。「脚注記法」使用可。○良いモノ、×悪いモノ、△普通のモノ。遅延評価勉強法。

ドラマを見て

ドラマを見ていて思うこと。

一話の終わりがとんでもなくクライマックスな感じで終わる
っていうのはよくあります。しかも物理的にも日常とは離れた場所で。
そんなとき、つい思ってしまうのは、いったいこの後、日常の空間
というか日常の舞台に戻るまで、どんな過程を経たんだろうかってこと
です。

「あいのうた」ってドラマの第1話の最後は、なかなかどうしてとんでも
ないほどドラマティックな感じで終わるんですが、主役二人が川の真ん中で
しかもずぶ濡れ。そんなシーンを第1話の最後の画にして、第2話はおそらく
第1話の最後から数時間後の、主役二人の家からスタートです。
いったい、二人は家の戻るまで、どんな感じで帰ったんだろうか?
どんな会話をしたのかな、それともずっと無言?
みたいに、描かれていない隙間のシーンが気になってしかたないです。

収録では「ハイ、OKでーす! 次のシーンに移ります!」
みたいな感じだと思うですけど、現実ではそうはいかないのです。

いやいや、まだドラマティックなシーンならいいんですけど、
ドラマの一話の最後が、とんでもなく気まずかったり、やばい心情風景で
終わった場合、次の話の始まりが一気に日常生活に戻っていたりすると
どんなやりとりや気苦労が登場人物にあったのかと思うと気が気でもありません。

現実社会でも、
「あぁ、ドラマみたいに次のシーンまで一気にすっ飛ばしてくれないかなぁ」
なぁんて、気まずかったり・恥ずかしかったりするシーンはけっこうあります。